WOVN で翻訳を行う対象を選定します。
自動ページ追加機能 でページを自動追加することでも運用できますが、アクセスがないページは自動追加されません。
導入作業の範囲を明確にするためにも、あらかじめ翻訳対象の一覧表を用意することを推奨しています。
翻訳対象の決め方
どのページを多言語で公開したいか整理する
Web サイトでどのページを多言語化し、多言語ユーザーに届けたいか、改めて整理します。
自動機械翻訳で良いページと、ネイティブチェックを行うべきページを整理することをおすすめします。
自動で全ページを機械翻訳するよりも、範囲を絞ってネイティブによる人力翻訳、翻訳編集を実施することで、より良いユーザーエクスペリエンスを提供することができる場合があります。
例えば、EC サイトでは、商品ページやカート、決済画面までは多言語化する必要があります。また、特に間違えて伝えたくないランディングページなどは人力での翻訳編集をするケースもあります。一方、EC 担当者が利用する管理画面の多言語化は不要かもしれません。
また、コーポレートサイトは、すべて多言語化すべきと思われがちですが、IR 情報やニュースリリース、採用情報など、要件によっては多言語化する必要がない場合もあります。
問い合わせなど、実対応が難しいページは対象外にする
多言語での問い合わせ対応ができない場合、お問い合わせページは多言語化せず、あえて翻訳しないか、CSS を用いたコンテンツ出し分け によってリンクを非表示にすることをおすすめします。