概要
URL 中に ID などのパラメーターを含み、自動で大量にページが生成される Web サイト構成の場合、ID ごとにページが WOVN に登録されるため、翻訳の管理が煩雑になるケースがあります。
ワイルドカード集約機能を使うと、パラメーター部分を *(アスタリスク)で示すワイルドカードに置き換え、一つのページとして管理することができます。
インフォメーション
この機能はオプションです。ご利用の際にはお問い合わせください。
例
URL 中のファイル名がパラメーターの場合
https://example.com/cart/userId/c6S83vbC
https://example.com/cart/userId/Dh2NMVYi
→ https://example.com/cart/userId/*
URL 中のディレクトリがパラメーターの場合
https://example.com/cart/userId/c6S83vbC/edit
https://example.com/cart/userId/Dh2NMVYi/edit
→ https://example.com/cart/userId/*/edit
仕様
- ワイルドカードは、スラッシュ(/)で区切られたディレクトリまたは末尾のファイル名単位で指定できます。
- 1 つの登録で複数のワイルドカード指定が可能です。 (https://example.com/data/*/test/*/example)
- 集約されたページには、その URL で取得できる全ての翻訳バリューが格納されます。そのため、あまりに多くの範囲を集約してしまうと、目的のコンテンツを探すのが困難になります。
- ワイルドカード集約される前のページが既に登録されている場合、手動で削除する必要があります。
利用手順
- 対象プロジェクトを選択します。
- 上のタブにある「設定」をクリックします。
- 左のメニューから「詳細」をクリックします。
- 左のメニューから「 URL の集約」をクリックします。
- 「 URL の集約」の右にある「パスを追加」をクリックします。
- 「対象の URL 」に対象のパスを入力します。
- 「追加」をクリックします。
- ワイルドカードとしたいパスをクリックし、「* exclude 」を選択します。
※「+ create 」を選択すると、対象のパスがどんな値だとしても対象 URL として認識されます。
例 "/ projects /+/ users /*" の場合
"example.com/projects/ 1 /users/ 111 "→ "example.com/projects/ 1 /users/*"
"example.com/projects/ 2 /users/ 111 "→ "example.com/projects/ 2 /users/*" - 右下の「適用」をクリックします。