キックスタート機能は、オフラインでもアプリを簡単にローカライズできます。ローカライズデータをアプリに事前ロードすることで、インターネット接続がなくても全てのコンテンツが利用可能です。このガイドでは、AndroidプロジェクトにKickstartを追加し使用する方法を説明します。
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注: 最新のキックスタートスクリプトはこのリンクからダウンロードできます。
Kickstart Android
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WOVN Kickstartの初期化
Androidプロジェクトディレクトリで
wovn_kickstart.sh
スクリプトを実行します。このスクリプトは、プロジェクトにKickstartを設定します。また、新しいプロジェクトのセットアップにも使用できます。./wovn_kickstart.sh setup
スクリプトが行うこと:
- スクリプト自身をプロジェクトの
libs
フォルダにコピーします(今後の使用のためにこのスクリプトをプロジェクトに保持してください)。 -
build.gradle
ファイルを更新し、各ビルド前にKickstartデータを取得するタスクを追加します。
- スクリプト自身をプロジェクトの
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統合の確認
build.gradle
ファイルに新しいタスクが追加されていることを確認します。task prepareWovnKickstartData(type: Exec) { workingDir "${rootProject.projectDir}/libs" commandLine 'bash', 'wovn_kickstart.sh', 'fetch' } android.applicationVariants.all { variant -> variant.preBuildProvider.configure { dependsOn prepareWovnKickstartData } }
このタスクは、各ビルド前にKickstartデータを取得し、常に最新のローカライズデータがプロジェクトに含まれることを保証します。
通常通りにプロジェクトをビルドします。追加されたタスクにより、デバッグモードとリリースモードの両方で最新のローカライズデータが含まれます。