概要
既存のプロジェクトに新しい言語を追加する際、確認が必要な設定です。
目次
- 用語集の登録をする
- ワイルドカード用語の翻訳をする
- 独自ウィジェットの設定変更をする
- 画像置換、リンク置換の対応をする
- 導入方式別の設定変更をする
- 自動翻訳 / 自動公開の設定をする
- UI / UX の調整をする
1.用語集の登録をする
新しく追加した言語にも、AI 翻訳ではなく用語集を適用したい場合は、用語集の編集が必要です。
編集方法は「用語集の使い方」を参照してください。
2.ワイルドカードの翻訳をする
すでに有効化済みワイルドカードがある場合、新しく追加した言語に対しも手動で翻訳の適用が必要です。
ワイルドカードの修正方法は、「ワイルドカード用語機能」の使い方を参照してください。
3.独自言語切り替えウィジェットの設定変更をする
独自言語切り替えウィジェットを実装している場合、新しく追加した言語を HTML に追加してください。詳細は「独自言語切り替えウィジェット」を参照してください。
4.画像置換、リンク置換の対応をする
画像置換
画像置換機能を使うと、翻訳言語別に表示する画像を置換できます。
画像の置換が必要な場合は、「画像置換機能」の設定をしてください。
リンク置換
WOVN で切り替えた言語に応じて、<a> タグなどに記載された URL を置換できます。
リンクの遷移先を変更したい場合は、「リンク置換機能」を設定してください。
5.導入方式別に設定変更をする
Word Press プラグイン方式
プラグインの設定画面で「Supported Languages」に新しい言語を追加します。
追加方法は、「WordPress プラグイン方式」のインストール手順 6 を参照してください。
ライブラリ方式
wovn.ini ファイルの supported_langs のパラメーターに新しい言語のコードを追加します。
詳細は「該当するライブラリ方式」の記事と「言語地域コード」を参照してください。
また、 .htaccess ファイルなど他のサーバ側で言語を指定している設定があれば、新しい言語を追加してください。
プロキシ方式
プロキシ方式で WOVN を導入されている場合、 WOVN の内部設定で Proxy への言語設定を追加する必要があります。事前にテクニカルサポートまでご連絡ください。また、元言語ページを WOVN Proxy に通さない場合は、お客様側で hreflang を追加する必要があります。詳しくは「元言語ページに挿入いただく各種タグ類」を参照してください。
スクリプト方式
変更はありません。
6.自動翻訳 / 自動公開の設定をする
新しい言語が追加された際、「自動 AI 翻訳 & 自動公開」機能はデフォルトで OFF になっています。自動運用する場合、言語追加に伴う作業がすべて完了した後に、新しい言語の自動 AI 翻訳と自動公開を ON にしてください。
手順
- 「設定」ボタンを押下する
- 「詳細」ボタンを押下する
- 「自動 AI 翻訳&自動公開」 のトグルをON にする
すぐに公開済みページに対して新しい言語の翻訳を適用したい場合は、「ページ」画面で翻訳と公開処理が必要です。手順については、「ページ一覧画面で機械翻訳を実施する」を参照してください。
【インフォメーション】
新しい言語の全ページに翻訳をかけると、多くの機械翻訳文字数が消費されることが想定されます。翻訳を実行する際には、十分な機械翻訳文字数があるのか、「概要」>「ステータス」>「AI翻訳」でご確認ください。1言語追加ごとに想定される翻訳文字消費数は、「概要」>「利用状況」>「これまでにAI翻訳した文字数」を参考にしてください。
7. UI / UX の調整をする
元言語の文字数と翻訳後の文字数は異なります。そのため、テキストが枠からはみ出たり、改行位置が変わったりレイアウト崩れが発生します。
修正方法は、「レイアウトの修正と翻訳言語に応じたコンテンツの出し分けを行う」にて確認できます。
その他にも、翻訳言語毎にコンテンツを出し分けたい場合は、「CSS カスタマイズ機能」「JavaScript カスタマイズ機能」「翻訳対象別のコンテンツ分け方法」を参照ください。