WOVN サーバーと Web サーバー間の通信概要と、アクセス制限の解除が必要なケースについて説明します。
目次
WOVN における通信概要

※1 本番環境ドメインのポート番号(80、443)は通常公開されています。制限している場合は、 許可が必要な IP アドレスについて に記載の IP アドレスを許可してください。
※2 レポートとは、ブラウザに表示されたコンテンツを WOVN サーバーに送信する処理です。詳しくは レポート(WOVN.io へページコンテンツの送信) を参照してください。
基本の通信
WOVN は、導入した Web サイトに対して次の 3 種類の通信を行います。
- WOVN へページを登録する際に、ページ上のコンテンツ情報を取得するため、WOVN サーバーから対象の Web サイトへアクセスします。
- 複数ページのコンテンツを一括で取得するため、「WOVN クローラー」と呼ばれるツールで URL 一覧へ順番にアクセスします。
- 導入時や運用時にお困りの際は、弊社サポートチームが Web サイトへアクセスします。画面を確認しながら、不具合の調査や操作方法の説明を行います。
ライブラリ方式で発生する通信
ライブラリ方式で導入している場合は、基本の通信に加えて次の通信が発生します。
- エンドユーザーが Web サイトへアクセスした際に、Web サーバー上の WOVN ライブラリが翻訳コンテンツを取得するため、WOVN サーバーの API へアクセスします。
プロキシ方式で発生する通信
プロキシ方式で導入している場合は、基本の通信に加えて次の通信が発生します。
- WOVN Proxy が元言語のコンテンツを取得するため、ユーザーサーバー(オリジンサーバー)へアクセスします。
IP アドレス制限について
許可が必要な IP アドレスについて
WOVN は検証環境、ステージング環境、開発環境などにも導入できます。ただし、導入先の環境のセキュリティ設定によっては、指定した IP アドレスからの通信のみを許可している場合があります。
次の表は、WOVN が Web サイトのコンテンツを取得する際に使用するサーバーの IP アドレス一覧です。
注意
WAF を導入している場合は、WOVN 管理画面サーバーと WOVN クローラーの IP アドレスを、WAF のアクセス制限の対象外にする必要があります。
| アクセス元環境名 | アクセス元 IP アドレス | アクセス先 |
|---|---|---|
| WOVN 管理画面サーバー | 52.9.101.123 54.176.128.106 44.228.146.229 52.88.240.98 34.218.43.30 54.88.232.236 3.129.31.130 3.129.51.22 3.136.237.133 |
貴社 Web サイト(HTTP / HTTPS) |
| WOVN クローラー | 52.193.147.39 52.199.132.135 |
貴社 Web サイト(HTTP / HTTPS) |
| 導入サイトの Web サーバー(ライブラリ導入の場合) | (Web サイトの IP アドレス) | wovn.global.ssl.fastly.net IP アドレスを登録する場合は、 Fastly の IP アドレス範囲 と Fastly の IP アドレスについて を参照してください。 |
| WOVN Proxy(プロキシ導入の場合) | Fastly の IP アドレス範囲 あわせて Fastly の IP アドレスについて を参照してください。 |
導入サイトのオリジンサーバー |
注意
検証環境やステージング環境など、WOVN との通信が不要になった環境では、セキュリティリスクを減らすため、作業完了後に上記 IP アドレスの許可設定を解除することを推奨します。
なお、不具合調査などで WOVN 側からのアクセスが必要になった場合は、再度許可設定を行ってください。
各 IP アドレスを許可登録できない場合の影響について
許可登録ができない場合は、次の影響が考えられます。円滑な導入サポートのため、できる限り許可することを推奨します。
| 許可対象 | 許可の目的 | 許可しない場合の影響 | 許可しない場合の代替策 |
|---|---|---|---|
| WOVN 管理画面サーバー | WOVN へのページ登録時や コンテンツ再取得 の実行時に、ページ上のコンテンツ情報を取得するために必要です。 | WOVN へページを登録しても、ページ上のコンテンツを取得できません。 また、「コンテンツ再取得」機能も利用できません。 |
ページ登録後、コンテンツを WOVN 管理画面に取得するには、 カスタムレポート または ライブ編集 を利用する必要があります。 |
| WOVN クローラー | ・エンドユーザーが Web サイトを閲覧した際に、ページのコンテンツを WOVN に反映するために必要です(WOVN サーバーサイドレポート)。 ・WOVN へのページ登録時や「コンテンツ再取得」の実行時に、コンテンツの取得にも使用します。 ・複数ページを WOVN へ登録する必要がある場合に、弊社で一括登録できるため、貴社の登録作業を効率化できます。 |
・サーバーサイドレポートを利用している場合、コンテンツが自動で取得されないため、翻訳されません。 ・弊社で複数ページを一括登録できないため、貴社で 1 ページずつ登録する必要があり、作業負担が大きくなる可能性があります。 |
・コンテンツの反映には、 エンドユーザーレポート 、 カスタムレポート 、 ライブ編集 のいずれかを利用してください。 ・ページ登録は、1 ページずつ手動で登録するか、 自動ページ追加機能 を利用して対象の各ページにアクセスしてください。 |
| WOVN クローラー(サポート用) | 弊社サポート担当がブラウザで Web サイトへアクセスし、翻訳や動作を確認するために必要です。 | トラブルシューティングの際に、弊社サポート担当が Web サイト上で翻訳や動作を確認できないため、調査に時間がかかる可能性があります。 | 調査に必要なスクリーンショットやエラーログなどの共有をお願いする場合があります。 または、オンライン打ち合わせで実際の Web サイトを確認する場合があります。 |
Content Security Policy (CSP) の設定について
許可が必要なドメインについて
CSP を設定している場合は、次のドメインを許可してください。詳細については Content Security Policy (CSP) の設定について を参照してください。
| ドメイン | 用途 |
|---|---|
| ・j.wovn.io ・wap.wovn.io ・ee.wovn.io ・cdn.wovn.io ・data.wovn.io ・api.wovn.io |
WOVN スクリプトの読み込み、翻訳データや設定データの取得、WOVN の各機能の利用 |
各ドメインを許可登録できない場合の影響について
WOVN を導入できない、ライブ編集を利用できない、などの影響が発生する可能性があります。