導入完了までの流れ

この記事では、WOVN を導入完了するまでの全体的な流れについて記載します。

導入の要件によっては必要のない作業もあります。


ステップ 1:導入の準備

事前準備をしておくことで、多言語化サイトをリリースした際の効果や運用に大きく影響します。

アカウントとプロジェクトを作成する

WOVN の利用に必要なアカウントの作成と WOVN プロジェクトを準備します。

新規ご契約のお客様には、WOVN カスタマーサポートチームよりアカウント発行 URL を提供します。

このアカウント発行 URL からアカウントを作成いただいたあと、初期設定を済ませた状態で WOVN プロジェクトをお渡しします。

WOVN 導入方式を決定する

スクリプト、ライブラリ、プロキシ のいずれかの方式で、Web サイトに WOVN を導入します。

サイト属性や要件によって変わるため、お客様と WOVN との打ち合わせのうえ決定します。

翻訳対象範囲を選定する

WOVN で翻訳する対象ページをあらかじめ選定します。

自動ページ追加機能で追加されるページを翻訳対象にできますが、この機能では、アクセスが無いページは自動追加されません。

導入作業の範囲を明確にするためにも、あらかじめ一覧表をご用意いただくことを推奨しています。

抽出無視(ignore)箇所を選定する

WOVN にテキストを取得させない設定です。

この抽出無視設定(ignore)をする目的は 2つです。

  1. 個人情報や企業機密といったデリケートな情報を WOVN 側に取得させない
  2. 翻訳する必要のない箇所を取得してしまうことによる、WOVN での AI 翻訳文字数の浪費を防止する
    (商品番号や日付時刻等)

固有名詞一覧(用語集)を準備する

AI 翻訳を行うと表記ゆれや誤訳のリスクがある商品名や、サービス名称、会社名、人名等を、あらかじめ固有名詞一覧としてご準備いただくことを推奨しています。

この固有名詞一覧を、WOVN の用語集に登録します。

ご契約に応じて弊社ローカライズチームが翻訳を行い、 WOVN への登録するまでのサポートが可能です。

言語切替ウィジェットデザインを検討する

WOVN が提供している デフォルト言語切替ウィジェット を使用するか、

Web サイトのデザインやブランドポリシーに合わせた 独自デザインのウィジェット(独自言語切替ウィジェット) を使用するかを確認してください。

独自言語切替ウィジェット は、HTML タグに特定の Class を指定することで簡単に設置できます。


ステップ 2 : WOVN の導入と翻訳

WOVN をサイトに導入し、翻訳を行います。

翻訳後は必要に応じてレイアウトの崩れを直したり、言語に応じて表示させるコンテンツの出し分けを行うことで、よりローカライゼーション効果を高めます。

サイトへ WOVN を導入・実装する

スクリプト、ライブラリ、プロキシ のいずれかの方式で、Web サイトに WOVN を導入します。

導入後は、AI 翻訳、人力での翻訳編集、プロ翻訳を組み合わせて翻訳を行います。

ドメイン統合機能で検証・開発環境と翻訳データを共有する

あらかじめ、検証環境や開発環境に WOVN を導入し、WOVN の動作や挙動を確認したり、翻訳作業を実施します。

WOVN では ドメイン統合機能 を活用して、本番環境だけでなく、検証環境や開発環境などの異なるドメインを 1 つのプロジェクト内で管理できます。

プロジェクトに翻訳したいページを追加する

あらかじめ用意したページ URL 一覧表を用いて一括登録を行うか、手動でのページ追加 あるいは 自動ページ追加機能を使って、プロジェクトにページを追加します。

AI 翻訳を実施する

お客様より頂いた翻訳対象範囲(URL 一覧)、固有名詞一覧を用いて AI 翻訳(機械翻訳)を行います。

AI 翻訳結果に対して、お客様側で人力での翻訳、翻訳修正を実施いただきます。

また、定額プロ翻訳 を契約している場合は、弊社スタッフが契約の範囲内で翻訳を行います。

翻訳を確認する

翻訳完了後、お客様側で翻訳文章のチェックを行います。

レイアウト修正、言語に応じたコンテンツの出し分けを行う

言語切替後に Web サイトのデザイン崩れが発生する場合は、言語に応じて CSS を調整して レイアウトを直します。

WOVN 管理画面上で CSS の追記や編集ができる CSSカスタマイズ機能 を利用するか、お客様サイト側の CSS を修正します。

また、言語に応じてコンテンツを出し分けたい場合も、CSS 等を修正してください。

詳細は 翻訳対象言語別のコンテンツ出し分け方法 を参照してください。

ワイルドカード用語機能を活用する

日付や金額などの数字が含まれるテキストは、ワイルドカード用語機能 を活用することで、AI 翻訳文字数の削減、また、翻訳時の表記ゆれの防止、といった効果が見込めます。


ステップ 3: サイト公開

本番環境サイトで翻訳を公開する

お客様側でのリリース判定を経て、翻訳やサイトのデザインに問題がなければ、本番環境サイトで翻訳を公開します。

本番環境サイトで翻訳を公開し、言語切替できるようにするための条件は、以下の 3 つです。

  1. WOVN のスクリプトが埋め込まれていること
  2. WOVN 管理画面に本番環境のドメインが登録されていること

    プロジェクトに紐づくドメインの管理
  3. アクセスした Web ページで1言語でも翻訳が公開状態になっていること

    翻訳ページを公開する

WOVN スクリプトが本番サイトのドメインに埋め込まれていても、管理画面に開発環境や検証環境のドメインだけが登録されている場合は、言語切替ウィジェットは表示されません。

事前に本番環境サイトに WOVN スクリプトを埋め込んでおき、お好きなタイミングで WOVN 管理画面に本番ドメインを追加することで、多言語サイトをリリースすることもできます。


導入時によくある問い合わせ

アクセス制限をかけているサイトでの利用

検証環境などに IP アドレス制限などをかけている場合は、WOVN の各種 IP アドレスを許可する必要がございます。

詳細は WOVN における通信概要とアクセス制限解除について 参照してください。

許可が難しいサイトの場合は、導入担当、もしくは WOVN 管理画面右上の「お問い合わせ」ボタンからお問い合わせください。